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【2586】フルッタフルッタ、第2の夢展望?

アサイー関連商品の輸入販売を行っている、【2586】フルッタフルッタ。

在庫処分を、自社が直接グルーポンで行う、という大胆なことを行っていました。




グルーポンでの在庫処分は、ブランド価値毀損リスクもあるため慎重に行うべきだと思います。

グルーポンでの在庫処分を行うのであれば、せめてどこかの商社に在庫処分を委託して自社の名前が出ないようにするとか、もうちょっとやり方はあると思うのですが、フルッタフルッタはそういう戦略はとらなかったようです。


通常であれば、ブランド価値毀損リスクを恐れて廃棄処分にする製品。

そりゃ、廃棄コストを考えれば、費用をかけてまで廃棄処分にするよりも、グルーポンで販売していくばくかの現金回収を行ったほうが得なのかも知れませんが、一度でもグルーポンで70円くらいで売っていた商品・・・というイメージが付いてしまうと、果たして再びこの商品を、消費者が200円でコンビニで購入してくれるでしょうか?



となると疑われるのが、フルッタフルッタの平成27年3月期2Q決算の、売上げ19.26億円、営業利益1.64億円という数字が本当に正しかったのか?ということになります。

実は、平成27年3月期2Q(平成26年9月30日時点)で、本当は不良在庫を抱えていて商品在庫廃棄損や在庫評価減を行っておく必要があったにもかかわらず、上場が間近に迫っていたため、ここで在庫評価損を計上するとIPO時の株価に影響するので、あえて在庫評価損を先送りしたのではないでしょうか?


事実、3Q(平成26年10月~12月)は、営業利益が1.06億円の赤字となっています。

清涼飲料水事業がメインの会社であれば、夏場の2Qが最大の稼ぎ時となりますが、この夏季商戦で売れ行き不振であり、在庫過多となっていた商品をきちんと損失計上していれば、3Qの決算がこんなことにはならなかったはずです。



となると、上場がゴールだった、【3185】夢展望の再来なのか?と、推測できます。

夢展望も上場時点でかなりの不良在庫を抱えていたにもかかわらず、不良在庫に対する適切な損失計上を行っていなかったため、結果的に上場後に業績予測の下方修正を繰り返すことになってしまいました。


フルッタフルッタは、その再来のような気もします。

平成26年12月末時点で、12億円分の在庫を抱えているようです。収穫期を迎えた農家に対してアサイー代金を支払ったため、時期的に原材料の在庫が積みあがる、ということであれば仕方ない部分もあるのですが、販売不振の結果、過剰在庫を抱えてしまった、というのであれば大問題です。

(季節が違うので一概に比較はできませんが、平成26年3月末現在の在庫は6億円分です)


なんとなく、フルッタフルッタは第2の夢展望のような気が・・・

最終的な投資判断は、読者の自己責任で行っていただきますが、僕としてはフルッタフルッタはお薦めしがたいと思っています。

競争の激しい飲料水業界において、コンビニ等で販売する棚を中長期で確保するには、大量の販促費を投入する必要がありますが、単一商品で継続してそれが可能かと言われれば・・・やはりフルッタフルッタ程度の企業規模では困難なように思います。


僕としては、上場よりも、食品企業に買収される道を選ぶべきだったのではないか?と、思えてなりません。


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miracchi

Author:miracchi
東証2部、ジャスダックなどのマイナーな株を、こよなく愛する株ブログです。
一応株で儲けたいと思っているのですが、どう考えても儲けようとは思っていないだろう!と言われそうな内容も多々あります。
なお、このブログは短期間で大きく儲ける方法は紹介しません。

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